2004 10月のお菓子仕事


10月は、ずばりっ紅玉と栗の季節でしょう!
毎年10月は紅玉がおいしいので
りんごのお菓子を焼き続けていたのですが
今年は焼き菓子は栗を主役にして、
紅玉はさっぱりとしたジャムにして
スコーンと一緒に楽しむことにしました。
というのも栗の入ったバスク(ガトーバスクの略)を
作りたいなっていう思いが去年かなえられなかったから、
なのです。思いがかなって無事ガトーバスク風の
お菓子が出来上がりました。

ガトーバスクatelier h風


自家製栗ペーストと
カスタードが入っています。
チェック柄と栗の絵バージョン。
どちらが好みですか?


カットするとこんな感じ。

 

紅玉りんごのジャムとスコーン


スコーンは有機栽培の国産小麦。
いつもよりどっしりした粉で作りました。

 


おまけの写真は
信州で買ってきたフェルトの小なべ用ミトン、
カンガルーのバッジ、自分用のコーヒーマグ。
バッジはカーテンに。仲間が増えましたよ。

 

 

今月は栗の渋皮煮作りに燃えました。
紅玉でジャムもいっぱい作りました。
おかげで冷蔵庫が充実です。
(食事用の食べ物は相変わらず少ない・・・)
とにかく栗はペーストも2種類
(うらごしタイプと半つぶしタイプ)を大量に作ったし、
シロップ煮も副産物でできたし
(渋皮煮の失敗したものはこれになる)がんばりました。
今まででいちばん栗を購入した年でした。
しかもいろんな産地のいろんな種類を。
来年はどうなるのかと思うと今から怖いです。
10月中旬、信州へりんごの取材旅行
(っていうか個人的温泉旅行なのですが)に行ってから、
りんごに対する気持ちも更に盛り上がっています。
王林ももう収穫かな?

こうやって好きな素材と向き合ってひたすら仕事をするときに
幸せを感じます。本当にこんなことが好きで好きで
たまらないのです。
一生こうやって暮らしていけるといいなあ。
などと真剣に思った10月なのでした。
11月はラフランスがおいしい季節ですね。
さて、どうやって楽しむか今からわくわくしています。