2004 8月のお菓子仕事

8月は1年の中でいちばん暑い!
なので冷蔵庫で冷やしておいしい焼き菓子を
心がけたいところ。
何年か前、白桃のクラフティーを作りました。
久しぶりにクラフティーが食べたいなあとふっと感じました。
果物は何がいいかしら・・・・と考えていたら
無花果が浮かんできました。無花果が主役のお菓子は
教室で作る秋のフレッシュフルーツタルトだけでしたので
ひと手間加えた無花果で今回は焼き菓子をお届けしました。
無花果の好きな方に食べてもらいたい。

今月のお菓子
  無花果のクラフティー 
  ダックワーズ(ラズベリー&チョコレート風味)


15cm少し深めのタルト型で。
タルト台の生地は卵入りの
甘くないパイ生地。バニラと、
ほんのりですがシナモン風味の
卵液で濃縮された無花果を包みます。



大好きなダックワーズのアレンジ。
生地にごくごく小さな粒の
フランス製チョコレートが入っていて
断面がかわいい水玉模様。
中はフランスのラズベリージャム入りの
ガナッシュ。酸味がほのかに主張していました

 

先月シロップ煮にしていた杏もほとんどがタルトになって
たくさんの方の口へ入ってしまいました。(うれしい限り)
杏は瓶を開けたらさっさと食べてしまわなくては
いたんでしまうので、少し残ったものは水分をふき取って
冷凍しました。
それをアイスのようにちびちび食後のデザートに。
これがとてもおいしかったので、
誰にも内緒で片付けてしまいました。(私の胃の中へ、ですが)
8月上旬には長野から届いたプルーンを楽しみました。
この時期が旬の品種のプルーンは下旬までもたないし、
採れる期間が短いので
これもまた自分だけの楽しみで終わってしまいました。
お菓子にしようかなって思ったのですが
最後まで生で食べきってしまいました。完熟のものは
本当に甘くておいしいし、プルーンは栄養価も高いので
おすすめです。

さて、そろそろりんごと栗の手配をしなくては・・・。
これもおいしい秋を迎える大切なお菓子仕事なのでね!